年収・給料

銀行員の年収・給料・手取り額

2020年3月23日

銀行員の給与・年収や手取り額

銀行員は、金融機関で顧客の口座管理や融資業務、投資商品の提供など、様々な業務を担当しています。

一般的には、高い専門性と信頼性が求められ、その分高い報酬が期待される職種として知られています。

そこで本記事では、銀行員の年収・給料・手取り額について、その実態と影響要因について解説していきます。

この記事で学べること

  • 銀行員の給料・年収補足について
  • 銀行員の仕事内容について
  • 銀行員年収ランキングについて
  • 女性銀行員の年収は低いの?

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銀行員の年収・給料・手取り額を解説

銀行員の年収・給料・手取り額は、役職や経験、勤務地などによって大きく異なります。

一般的には銀行員の給与水準は高く、特に大手銀行では高額な報酬が支払われることが知られています。

銀行員の年収は、基本給や賞与、各種手当などから構成されます。役職や勤務地によって異なりますが、一般的には年収600万円以上の銀行員が多く、中には年収1000万円以上を稼ぐ銀行員もいます。

ただし、最近では金融庁の「総合金融窓口」の開設や、IT企業などからの金融業界への参入が進み、競争が激化しているため、年収水準は下がっている傾向も見られます。

本記事では、銀行員の収入について、年収・給料・手取り額に分けて解説します。

銀行員の収入は、役職や勤務地、勤続年数などによって大きく異なります。

銀行員の給料・年収補足

項目給与
平均給料・給与38万円
平均年収466万円~613万円
20代の給料27万円
30代の給料39万円
40代の給料49万円
初任給20.5万円~

補足として、本記事では給料や給与の統計値の算出については、口コミや厚生労働省の労働白書などを参考にしています。

  • 20代の給料:27万円(推定)
  • 30代の給料:39万円(推定)
  • 40代の給料:49万円(推定)

上記の平均給与をもとに予測すると、銀行員の平均年収は約328万円から784万円程度と推測されます。

  • 札幌の求人調査結果:770円~1230円(時給)
  • 東京の求人調査結果:980円~1630円(時給)
  • 大阪の求人調査結果:950円~1310円(時給)
  • 福岡の求人調査結果:900円~1250円(時給)

銀行員の手取り

上記の平均給与から計算すると、銀行員の手取り収入はおおよそ16万円から39万円程度となります。

銀行員の職種・職場別(一般職と総合職)給料年収

銀行員の年収には、一般職と総合職で大きな差があります。

一般職の場合、入社時の年収は約350万円で、総合職とあまり変わりません。

しかし、昇給幅が少なく、30歳で500万円程度で頭打ちになります。

一方、長年勤務して主任に昇格すると、大手銀行では年収700万円程度になると言われています。

総合職の場合、入社時の年収も約350万円ですが、決まったタイミングで昇給していきます。

銀行によって異なりますが、3年目、6年目、10年目などのタイミングで5万円~10万円程度の昇給があります。

年功序列の風潮がまだ色濃く残っている銀行もありますが、大手銀行では30代で年収1000万円になり、昇格するとどんどん年収は上がっていきます。

支店長クラスになると年収2000万円程度になると言われています。

有名企業の銀行員の年収給料

三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行の年収を調査してみました。

三井住友銀行
平均年収830万円

銀行員の入社時の年収は約350万円程度ですが、その後昇給のタイミングで基本給が大幅に上がっていきます。

30歳で年収は900万円を超え、32歳で1000万円を超えるとされています。

また、能力に応じて昇格することで、年収はどんどん増加していくことができます。

三菱東京UFJ銀行
平均年収787万円

銀行員の入社時の年収は約350万円であり、入社5年目くらいまでは500万円前後で推移し、毎年数万円ずつ昇給していく傾向にあります。

30代前半で年収が1000万円を超えることも珍しくありません。

また、課長になると年収が1000万円、次長になると1200万円、部長になると1500万円、副支社長になると1700万円、支社長になると2000万円を超えるとされています。

みずほ銀行
平均年収757万円

銀行員の入社時の年収は約350万円で、入社3年目や6年目には基本給が5万円以上上昇することがあります。

平均的には、30歳で年収700万円~750万円程度であり、課長クラスになると1000万円、部長クラスになると1500万円に達するとされています。

銀行員の仕事内容

銀行員の仕事は、預金業務、為替業務、融資業務などを担当することです。

預金業務は、口座開設などを窓口で行います。為替業務では、振り込み業務、外貨両替、海外への送金などを行います。

融資業務は、企業や個人事業主に対して資金貸付業務を行います。

また、個人向け融資の一例としては住宅ローンやカードローンがあります。

さらに、投資信託などの資産運用商品の販売も行います。

窓口業務は、一般職の銀行員が主に担当します。

一方、融資業務、法人営業、個人顧客向けの営業などは、総合職の銀行員が担当します。

銀行員には「目標」という名のノルマがあり、一般職であってもカードローンなどの勧誘を行う必要があるとされています。

総合職には、営業ノルマがあることもあります。

また、数千万円規模の資産運用商品を販売することも求められます。

銀行員年収ランキング

国内銀行94行の2016年3月期の平均年収ランキングを調べてみました。

  • 1位 三井住友銀行830万円
  • 2位 東京スター銀行821万円
  • 3位 スルガ銀行798万円
  • 4位 三菱東京UFJ銀行787万円
  • 5位 新生銀行782万円
  • 6位 あおぞら銀行770万円
  • 7位 静岡銀行766万円
  • 8位 横浜銀行761万円
  • 9位 みずほ銀行757万円
  • 10位 阿波銀行745万円

(東京商工リサーチ調べ)

平均年収が622万円の中、1位の三井住友銀行は平均200万円以上高い数字を示しました。

このランキングは一般職と総合職を含めた年収額を示しており、総合職のみに絞れば、さらに高額な年収になるでしょう。

女性銀行員の年収は低いの?

昔は、銀行の一般職には主に女性が就いており、そのため総合職に比べて年収も低い傾向がありました。

また、女性が結婚後に退職するケースも多かったため、女性の管理職比率は男性に比べて少なかったです。

しかし、最近では総合職にも女性が増え、男女の年収差は縮まっています。

初任給や昇給においても、性別による差別はありません。

銀行は福利厚生が充実しており、女性でも産休や育休が取りやすく、働きやすい環境が整備されています。

産休明けや子育て期間中は時短勤務が必要となるため、窓口業務を担当することが多く、昇給や昇格が男性に比べ遅れることがあります。

大手銀行では30代前半で年収1000万円を稼ぐ人もいますが、その時期に女性が結婚や出産をすることが多いため、

女性が同じ歳で1000万円を稼ぐのは難しいと言われています。

ただし、一般職でも年収500万円が得られるため、他の業種に比べて女性の年収は高いといえます。

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H&H代表取締役 畑原啓伸

2019年7月11日、H&H株式会社設立
1984年生まれの1児パパ。
エンジニア→自動車整備→営業→エンジニア→経営者。

800名以上の方々からいただいた気づきを「ゼロから始める20代転職」として発信中!

「世の中をもっと面白くしたい」、「自身の人生をもっと面白くしたい」 そんな思いをもったわたしが先頭に立ち、皆さんと一緒に世の中を創っていく所存です。少しでも興味をもっていただけたら是非一度腹を割ってお話しましょう!!!

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