エンジニア

未経験エンジニアへ転職前に知っておくべき注意事項

2020年2月24日

プログラミング エンジニア

転職活動をしていると多く目にするエンジニアの仕事は、テレワークがしやすく、フリーランスでも活躍できそうなイメージがあるという方もいるのではないでしょうか。

また、エンジニア職に、未経験でも転職できたら良いと思いませんか。

今回は、未経験でもエンジニアに転職するために、知っておくべき注意事項を解説していきますね。

この記事で学べること

  • 未経験からエンジニアへ転職出来るのか?
  • 未経験エンジニア転職で失敗するパターンとは?
  • 未経験エンジニア転職の失敗要因とは?
  • 未経験エンジニアの転職成功率を飛躍的に上げるポイントとは?

エンジニアになりたいと思ってるんですが、未経験なので自分にできるか不安です・・・

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エンジニアは未経験でも転職できますが、注意事項について解説していきますね。

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未経験からエンジニアに転職する際の注意点

未経験からエンジニアに転職する際の注意点について解説していきます。

未経験からエンジニアへ転職

未経験からのエンジニア転職は今がチャンスです。

その理由は以下の3点です。

チャンスの理由

  • エンジニアが足りていない
  • エンジニア不足問題の解決に国が力を入れている
  • 企業側でも積極的な採用が行われている

エンジニアが足りていない

経済産業省のデータでは、2030年までに45万人の人材が不足すると予測されており、ITやWebの専門家へのニーズの高まりから、現在エンジニア部門は人材不足に直面しています。

拡大するエンジニア需要に十分な供給が追いつかない中、企業は成長力のある人材を採用しようと考えており、エンジニア職への転職には絶好の機会となっています。

エンジニア不足問題の解決に国が力を入れている

経済産業省と厚生労働省が連携して、エンジニア不足の問題を解決するための規制を発表しています。

例えば、「教育訓練給付制度」のエンジニア分野での活用を拡大しています。

その一環として、プログラミングアカデミーの学費を負担し、より多くの技術者を育成する取り組みが行われています。

企業側で積極的な採用が行われている

企業は、エンジニアの経歴がない人でも、さまざまな職種の方を募集しています。

全職種平均でも2.35の採用率を維持しているが、エンジニアは4.24と高く、エンジニアの切実な人材不足であることがわかります。(参考:doda 2019年6月)

未経験エンジニア転職で失敗する3つのパターン

未経験からのエンジニア転職における失敗は、以下の3パターンに分類されます。

失敗する理由

  • 内定がもらえず、転職を断念してしまった
  • 転職できたが、希望していた仕事内容や条件と違った
  • 転職できたが、職場での人間関係が合わなかった

内定がもらえず、転職を断念してしまった

特に、資格のない人がエンジニアの世界に飛び込もうとする場合、選考への準備が不十分なまま転職をするのは大変な作業です。

エンジニアの経歴を持たない応募者の合格率が際立って低く、平均で20%程度であるとする説もあることからも明らかです。

とはいえ、転職して必ずしも良い環境で成長できるわけでもなく、長時間労働で疲弊し続けるような会社を選んでしまうこともあります。

このような状況に、転職には注意が必要であり、しっかりした教育が受けられる企業を選ぶ為に、事前準備を十分にする必要があります。

転職できたが、希望している仕事内容や待遇と違った

就職活動を終えて企業に就職しても、自分のイメージと現実が異なることに落胆する人は多いです。

これは、「エンジニアとして就職すれば、何でもいい」という思い込みによる、典型的な失敗です。

エンジニアという職業に初めて転職するときは、仕事の内容や条件を十分に確認することをお勧めします。

すべてが計画通りに進むとは限らないので、長所と短所をよく見極め、自分のキャリアアップに繋がるものを選ぶべきです。

職場での人間関係が合わなかった

就職活動を終えて、いざ入社してみると、その会社の人間環境や社風になじめず、不安を抱える人は少なくありません。

そのため、入社前に企業について知っている人に話を聞いたり、社内のスタッフと連絡を取ったりして、できるだけ多くの情報を得るようにするのが賢明です。

転職後に悩まないように、下記の3つの失敗パターンに陥らないよう注意しましょう。

  • 内定がもらえず、転職を断念してしまった
  • 転職できたが、希望していた仕事内容や待遇と違った
  • 転職できたが、職場での人間関係が合わなかった

未経験エンジニア転職4つの失敗要因

未経験エンジニア転職の失敗要因は、以下4つです。

失敗する要因

  • 企業が求めるスキルを持っていない
  • キャリアに対する考えが浅い
  • 十分な情報収集ができていない
  • 転職活動で必要な選考対策ができていない

企業が求めるスキルを持っていない

当然ですが、能力(経験、スキル)が低い人は採用されません。

なぜなら、「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」というナポレオンの名言にあるように、能力のない社員を採用すると、他の優秀な社員の時間を奪うことになるからです。

例えば、仕事が遅い場合は、他の社員がカバーする必要がありますし、できない分は丁寧にフィードバックして教えるなど、教育コストが非常にかかってしまいます。

もちろん、少しばかり能力が足りない程度であれば、熱意や意欲を伝えることで「すぐ成長してできるようになる」と思ってもらえて、採用されることもありますが、なるべく実力相応のところで働くのがお互いに幸せなのは間違いありません。

そのため、転職しやすくするためにも、また転職してお荷物にならないためにも、希望する企業ではどんなスキルや経験が求められていて、自分はそれをどの程度満たせているのかを客観的に把握する必要があります。

そして、求められるスキル・経験が足りていないのであれば、それを身につける努力をするようにしましょう。

キャリアに対する考えが浅い

キャリアに対する考えが浅いエンジニアの方は、転職でつまづくことが多いです。

というのも、企業側としても「活躍するイメージがわかない」「早期退職するリスクがある」と思われてしまうからです。

実際に、「将来どうありたいのか、これからなにがしたいのか」と「その企業、職種でできること」のバランスが釣り合っていないとモチベーションの面でも続きませんし、当然活躍することなんてできません。

そのため、転職に成功するためにも、ご自身のキャリアに対する考えを深めておく必要があります。

十分な情報収集ができていない

入社前に思い描いていた理想と、入社後の職種・職場の実情に乖離があり、転職を後悔する方は、十分な情報収取ができていなかったことが要因であることが多いです。

自己分析やキャリアの振り返りが、自分の状況を客観的に整理するための方法だとすれば、情報収集は転職自体を客観的に把握するための作業といえます。

例えば、エンジニアにはどんな種類・転職先があるのか、実情はどうなっているのかなどを知ることで、本当に自分に合った転職先を見つけましょう。

転職活動で必要な選考対策ができていない

いくら企業が求めるスキル・経験を持っていても、書類や面接で「自分を採用するメリット」を伝えることができず、内定をもらえない方も多くいます。

未経験エンジニアの転職活動においても、一般的な転職活動と同じように「自分が企業で活躍する人材である」と相手に納得してもらうことが必要です。

そのためにも、これまでに積み上げてきたご自身のスキル・経験をもとに、入社後「どんなことができるのか」「企業にどう貢献できるのか」を論理的に説明することが求められます。

一見むずかしそうですが、正しい方法で選考対策を行っていれば、選考通過は可能です。

自分を採用するメリットを企業側に正確に伝えることができるよう、選考準備はしっかりと行いましょう。

未経験エンジニアの転職成功率を飛躍的に上げる5つのポイント

未経験エンジニア転職の成功率を飛躍的に上げる対策は、以下の5つです。

対策ポイント

  • 転職の全体像を理解してスケジュールを立てる
  • 転職の目的となりたい将来像を考える
  • 自己分析・キャリアの振り返りを行う
  • 転職に関わる情報収集を行う
  • 選考対策を徹底的に行う

転職の全体像を理解してスケジュールを立てる

転職活動において、まずはじめにやるべきことは、転職の全体像を理解してスケジュールを立てることです。

転職の全体像を理解してスケジュールを立てると、効率的な転職活動を行うことができるためです。

具体的には、以下3点のメリットがあります。

  • 転職活動のモチベーションが上がる
  • 先のことを見据えた行動ができる
  • 転職活動が長期化することを防げる

実際、転職の全体像が分からないことで大きな不安を抱える方や、スケジュールを立てないことで非効率な転職活動をされる方も多くいらっしゃいます。

その結果、自身が思ったような転職活動ができず、大きなストレスを抱えてしまい、転職活動自体を断念される方もいらっしゃいます。

転職活動を成功させるためにも、まずは転職の全体像を理解してスケジュールを立てるようにしましょう。

転職の目的となりたい将来像を考える

転職活動のスケジュールを立てたら、転職の目的となりたい将来像を考えます。

「転職の目的」と「なりたい将来像」は、いずれも転職活動の軸となるためです。

また、目的と将来像を設定することは、今転職することが本当に賢明なのかを判断する鍵にもなります。

転職の理由は人によってさまざまです。

例えば、一時の感情や日々のストレスなどで、急に思い立って転職したいと思うこともあるでしょう。

そんな時、上記を深掘りすることで、転職すべき時期は今なのか、そもそも本当に転職すべきなのかを、冷静に判断することができます。

以下ポイントを具体化しておきましょう。

  • 転職の目的:なぜ転職したいのか
  • 転職後の将来像:仮に転職に成功したとして、5年後、10年後にどんな自分になっていたいか
  • 転職の必要性:今の会社では実現できないことなのか、必ず転職しなければいけないのか
  • 転職に求める条件:仕事内容・社風・年収など

そして、転職に求める条件については、必ず優先順位をつけておきましょう。

なぜなら、「全ての条件をMAXで満たす最高の転職先というのは存在しない」という前提で、いくつかの会社から1社を選ぶという「あなたの人生における重要な意思決定」をより合理的なものにするためには、判断軸の明瞭化が必要不可欠だからです。

例えば、フィーリングや人間への魅力に始まり、仕事のワクワク感や年収だけで決めてしまうと、そのときは深く考えていなかった他の要素(例えば、なかなか活躍できず評価がもらえない..など)によって、転職後に後悔をしてしまう可能性があります。

自己分析・キャリアの振り返りを行う

これまでどんな仕事をしてきたのかを整理して、自分にはどんな仕事が合っているのかを知ることで、より自分自身にマッチした転職先を探すことができます。

また、企業に自分の強みをうまくアピールし、弱みをうまくカバーするためにも必要な作業です。

転職先に対して夢ばかりが膨らんでしまうと、いざ転職した時に思ったほどうまくいかなかったり、「実際に転職してみたら、自分には合っていなかった…」と後悔してしまうことがあります。

自己分析やキャリアの振り返りは、こうした転職の失敗を防ぐために、今自分が持っているキャリアや特性に、正直に向き合うための作業です。

虚勢を張らずに、今の自分が持っているものや過去の経験を書き出すことで、本当に自分にマッチした転職先がどこなのかが見えるようになります。

これまでのキャリアや取得している資格とともに、「転職の目的と将来像を考える」でご紹介したポイントを、紙に書き出してみましょう。

文字にすることで、自分の現在の状況や今後求められる行動などが明らかになり、書類作成や情報収集が行いやすくなります。

転職に関わる情報収集を行う

将来ありたい姿を明確にして、自己分析ができたら、次は転職をするために情報収集をしましょう。

業界や職種の実情、市場の転職ニーズを知るために必要です。

自己分析やキャリアの振り返りが、自分の状況を客観的に整理するための方法だとすれば、情報収集は転職自体を客観的に把握するための作業といえます。

例えば、どんな転職先があるのか、実情はどうなっているのかなどを知ることで、本当に自分に合った転職先を見つけましょう。

ここでは以下の3つの方法を紹介します。

  • 転職サイト・転職フェアを利用する。
  • ビジネス特化型SNSを利用する。
  • 口コミサイトを利用する。

転職サイト・転職フェアを利用する

業界全般を知りたいのであれば、転職サイトや転職フェアの活用がおすすめです。

各業界・職種に関する情報を幅広く提供しているので、転職したい企業や業界が決まっていない人は、転職サイトやフェアをチェックしてみましょう。

ビジネス特化型SNSを利用する

ビジネス特化型SNSを利用することで、転職に関わる情報収集もできます。

いきなり選考という形ではなく「気軽に話を聞きに行く」といったことから転職に関わる情報集をすることができます。

口コミサイトを利用する

受けたい企業まで決まっているなら、入社後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、ぜひチェックされることをおすすめします。

選考対策を徹底的に行う

受けたい企業まで絞れたら、最後は選考対策をして内定をもらいに行くだけです。

せっかくやる気や能力があっても、選考で落ちてしまう人を数多く見てきました。

いくら転職理由の整理や自己分析によって自分の軸を確立したとしても、理想の会社から内定をもらえなければ理想のキャリアは実現できません。

ご自身が思い描く理想のキャリアを実現するためにも、選考対策は徹底的に行う必要があります。

  • エンジニアスキル取得(★主にプログラミング学習)
  • 書類対策
  • 面接対策

一般的に、転職活動では書類対策と面接対策だけで事足りるケースが多いですが、未経験エンジニアの転職ではエンジニアスキルの取得が必要になります。

というのも、エンジニア転職では専門スキルが求めらてており、未経験エンジニアにもそれが求められるからです。

転職エージェントを活用しよう

これまで述べてきた対策を全て一人で完璧にこなすことは難しいです。

なぜなら、専門職であるエンジニア転職は、営業職や事務職などの転職活動と比べて非常に難易度が高くなるためです。

失敗に陥らないためにも、転職活動では、転職エージェントというサービスを活用することをおすすめします。

転職エージェントのサービス概要

転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、給与交渉など転職に必要なサポートをしてくれるサービスのことを指します。

多くの方がこのサービスを使って、転職のプロに相談をしています。

転職エージェントは、よくある求人サイトとは違い、登録すると担当者がつき、その方に相談しながら転職するかどうか、そしてどこを受けるかを一緒に決めることができます。

そもそも転職すべきなのかという軽い気持ちでサービスを利用する方がすごく多いです。

転職エージェントは、会社によって差はあれど、基本的に親身に相談に乗ってくれ、必要に応じてあなたの人生を豊かにするための提案をしてくれます。

今の悩みにフィットした事例を紹介してくれるので、悩んでいる今のあなたにぴったりなサービスです。

転職エージェントのサポート内容

転職エージェントは担当者が身近な相談相手になってくれるだけでなく、もし転職を決意したときは以下のようなサポートをしてくれます。

  • キャリア相談
  • 希望に沿った求人紹介
  • 企業の詳しい情報
  • 選考対策(書類添削や面接練習)

これら全てを転職のプロとして対策してくれることにより、転職での成功確率も『劇的に』上がります。

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H&H代表取締役 畑原啓伸

2019年7月11日、H&H株式会社設立
1984年生まれの1児パパ。
エンジニア→自動車整備→営業→エンジニア→経営者。

800名以上の方々からいただいた気づきを「ゼロから始める20代転職」として発信中!

「世の中をもっと面白くしたい」、「自身の人生をもっと面白くしたい」 そんな思いをもったわたしが先頭に立ち、皆さんと一緒に世の中を創っていく所存です。少しでも興味をもっていただけたら是非一度腹を割ってお話しましょう!!!

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