書類選考に受かりやすい履歴書の書き方について気になる方も多いのではないでしょうか。
転職時の採用選考で最初の関門となるのが書類審査になります。
担当者の目に留まり、心をつかむ履歴書はどのように作成すれば良いのでしょうか。
今回は、履歴書の各項目の基本的な書き方から企業への送り方まで、履歴書に関するおさえておきたいポイントについて解説していきます。
また、経歴に合わせたテンプレートをダウンロードできるので、あなたの履歴書作成に活用してくださいね。
この記事で学べること
- 履歴書の書き方とは?
- 提出前に見直すポイントとは?
- 履歴書テンプレートの無料ダウンロード
履歴書の書き方がわからないんですが、教えていただけますか?


今回は、履歴書の各項目の基本的な書き方から企業への送り方まで、履歴書に関するおさえておきたいポイントについて解説していきます。
履歴書の書き方とテンプレートの活用
あわせて読みたい記事
履歴書を書く上でいくつかポイントがあります。気になる方はこちらもチェック!
履歴書の書き方とテンプレートの活用について解説していきます。
履歴書の書き方の基本

履歴書とは、企業の採用担当者が応募者のプロフィールを確認するための書類です。フォーマットによって違いはありますが、氏名や年齢、連絡先、学歴・職歴など、それぞれの基本情報を記入します。
ここでは代表的な項目の書き方についての書き方を解説します。
履歴書の書き方の基本
- 記入日
- 氏名
- 証明写真
- 学歴
- 免許・資格
- 志望動機
- 自己PR(欄がある場合)
- 趣味・特技
- 本人希望欄
記入日
他欄の年号と統一させ、履歴書を提出する年月日を記入します。最新の情報として提出するため、郵送の場合は投函日を、持参する場合は当日の日付を記載しましょう。
提出日の前後に誕生日がある場合、提出日時点の年齢を記載する必要があるので注意しましょう。
氏名
ふりがな欄に「ふりがな」とある場合は平仮名で、「フリガナ」は片仮名で書きましょう。手書きの場合は、楷書で丁寧に記載します。
姓と名の間を半文字~1文字分程度空けるとバランス良くおさまります。
証明写真
原則3ヶ月以内に撮影したもの使用しましょう。
濃色のスーツに白シャツなどビジネスにふさわしい服装で、正面を向いた顔写真を準備します。写真は定位置にまっすぐ貼付します。
学歴
義務教育は卒業年次のみ、高等学校以上は入学年次と卒業年次を記入します。学校名や学部・学科名は略さずに正式名称を明記しましょう。
年号については、昭和→S、平成→Hなどと略するのは控えましょう。
職歴
すべての入退社歴を省略せずに記入します。退社理由については基本的に「都合により」で問題ないですが、企業側の問題で離職に至ったときは、「会社倒産により」などと理由をに書き添えるのもいいでしょう。
また、退職後に半年以上の空白期間がある場合、その理由を端的に記すことをお勧めします。「空白期間を知られたくない」と思う人もいらっしゃるでしょうが、職歴期間をごまかしたりすると後で発覚してしまう恐れもあります。
隠し立てせず、簡潔に事実を記しましょう。最後の職歴を書いたら、「以上」と書きましょう。
免許・資格
まず免許を取得年度順に記入。普通自動車免許を保有している場合は、実務に関係なくても書き入れます。資格については、仕事をする上で活かせるものは必記します。未取得でも現在勉強中なら、その旨記しておくといいでしょう。
仕事に関わらなくても、あなた自身のPRにつながるのであれば、ぜひ記入することをお勧めします。何も書くことがない場合は「特になし」と記します。
志望動機
なぜその企業を志望しているのか、その理由を書きましょう。
企業が志望動機から確認しているポイントは、主に「定着性(当社に定着し長く働いてくれそうか)」、「入社後活躍(強みを活かして活躍してくれそうか)」「意欲(当社への入社意欲が高いか)」です。
この「企業が知りたい3つのポイント」をうまく盛り込めるようにまとめてみましょう。
自己PR(欄がある場合)
自身の強みや仕事へのこだわり、これまでに得た経験や知識などを記入しましょう。自身の強みを導き出すためには、自己分析をすることをおすすめします。
これまでの人生を振り返り、他者からの評価などもかんがみて、あなたの長所と短所を整理します。自分の強みが明確になったら、それが志望先企業でどう活かせるかを明確に記します。
表彰経験や過去の実績、具体的なエピソードを盛り込むと、よりPR効果がUPするでしょう。
あわせて読みたい記事
自己PRを採用担当者にどう響かせるか?気になる方はこちらもチェック
趣味・特技
仕事とは無縁の項目のようですが、あなたの人となりを伝えるのに重要な役割を担います。面接での会話の糸口になる可能性もあります。
多趣味の方はすべてを書き入れるのではなく、仕事に役立つ特技や自身のPRになる趣味などをピックアップすると良いでしょう。
本人希望欄
企業から、希望の職種や勤務地などを記載するよう指示された場合は、その旨記載しましょう。
待遇面など特に希望がない場合は「貴社の規定に従います」と記します。
書類提出前に見直すポイント
各項目を書き終えたら、履歴書を読み返して入念にチェックしましょう。
見直すポイント
- 記入漏れはありませんか?
- 写真はきちんと貼付されていますか?
- 誤字・脱字、表記ミスはありませんか?
- 名前にふりがなは記されていますか?
- 職務経歴書も含め、年号は統一されていますか?
- 学歴・職歴の最後に「以上」と書かれていますか?