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自衛官の再就職は可能なのか?

自衛官の再就職について

自衛官のスキルが一般社会で生かせるのか不安に思う人もいるかもしれません。しかし厳しい訓練に耐え過酷な任務を遂行する強い意志と体力を持つということで、「元自衛官」という肩書は一般社会でも高い評価を得ることが多いので、再就職は十分に可能です。

自衛官の離職率は他の公務員並み

国民の安全を守るために颯爽と活躍する自衛官の姿を見て、憧れを抱いている人も多いでしょう。ただ、そんな憧れの職業であっても、実は途中で退職してしまう人も少なくないのです。自衛官は国家公務員ですが、他の公務員と比べてもその離職率はほとんど変わりません。

災害派遣など自衛隊の仕事は大変だという認識をしている人は多いでしょうが、そうした任務の過酷さだけでなく日常の教育・訓練の苦しさ、縦社会ゆえにパワハラも起こりやすい厳しい人間関係などに耐え切れず、自衛官を続けることを断念せざるを得ないという人は多くいます。また、自衛官の中には「任期制」といって、最初から決められた任期内だけの勤務という働き方もあります。この場合、任期満了となれば他の仕事を探さなくてはならないのです。

自衛官が再就職をするケースは大きく分けて、「自己都合」と「任期満了」の2パターンが考えられます。それぞれで再就職に向けての就活の仕方が変わってきますので、ここで確認しておきましょう。

退職するケース

自己都合による退職

自衛隊には定年制と任期制という2つの制度がありますが、ほとんどの自衛官は定年制で採用されています。定年は階級によって異なり、将や将補といった高い階級では60歳ですが、それ以下の階級では56歳以下となっています。最も低い2~3曹では53歳です。民間企業が60歳から65歳など定年を引き上げている中では異例の若さといえますが、これは自衛官の仕事が強靭な精神と肉体を必要とすることから来ています。さらに、定年を待つことなく疲労や心労から早期に退職する人も多くいるのです。

任期満了による退職

「任期制自衛官」は、自衛官候補生として3カ月の訓練期間の後、決まった任期(陸上自衛隊は1年9カ月、海上・航空自衛隊は2年9カ月)で自衛官として勤務するものです。任期満了後は引き続き自衛官として任期を継続することもできますが、継続後の任期は陸・海・空とも2年となっており、継続を繰り返せるのは通常2~3回となっています。その待遇は一般企業でいうところの契約社員に近く、あまり安定したものとはいえないようです。

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