自衛隊の転職

自衛隊を辞めた後の転職先

陸上自衛隊の戦車部隊

自衛隊を辞めた後の転職先

自衛官は体力的にもきつい職業であるため、限界を感じて別の職業に転職したいという人もいるようです。
しかし、自衛官は公務員といっても特殊であるため、民間企業に転職する際にはいくつか押さえておくべきポイントがあります。
ここでは、自衛官が転職する主な理由とともに、転職する際に気を付ける点やおすすめの職種、転職のためのポイントや事例についてご紹介しま行きます。

自衛官になって国を守る人材になりたいと憧れを持って就職した人も、現場で働いているうちに様々な理由から辞めたいと考えることがよくあります。

自衛官が転職する理由

人間関係の悩み

自衛官が転職を考える理由の一つに、人間関係の悩みがあげられます。

  • 上司と合わない
  • 仕事も生活も付き合いがある
上司と合わない

自衛官は上下関係の厳しい組織であることが知られており、配属された部署の上司と合わないことが転職を望むきっかけとなります。上司から厳しく叱責されたり、先輩自衛官から多くの雑用を頼まれたりすることも多く、理不尽な人間関係に疑問を感じる人も少なくありません。また、理解のある上司もいるものの、昔気質の上司は自分の経験をもとに厳しく接する人も多く、上官至上主義のシステムに耐えられない人もいます。

仕事も生活も付き合いがある

自衛官は駐屯地や寮などで共同生活することが多く、仕事でもプライベートでも常に同じ人と一緒にいることに煩わしさを感じてしまいます。オンとオフの切り替えがしにくく、新隊員は特に息が詰まってしまうこともあるでしょう。大きな組織であるため、常に組織の一員として振舞わねばならないことに疲れることもあるようです。

将来が不安

自衛官が転職を考える理由として、将来に不安を感じる人もいます。

  • 定年が早い
  • 昇級が難しい
  • 業務の不安
定年が早い

一般的な公務員の定年は60歳が一般的ですが、自衛官は同じ公務員でありながらも定年の時期が早く定められています。階級によって異なりますが、定年の年齢は53歳から56歳となります。そのため、退職してから年金を受給するまでに長い期間があり、退職後の生活に不安があるのも転職の理由となります。

昇進が難しいうえに激務

民間企業においても幹部クラスになるのは難しいものですが、一般の自衛官が幹部自衛官になるのはかなり難しいといえます。昇進試験があるうえ、特別な教育を受ける必要がありシステムも特殊なため、昇進は無理だとあきらめる人も多いようです。そのため、自衛隊でキャリアを築くことができないなら、民間に転職してキャリアアップを目指そうと転職に心が傾きます。また、昇進するほどに業務も激化するため、昇進すること自体に恐れを感じる人もいます。

業務に関する不安

自衛官の業務は被災地などで救援活動を行うことがメインですが、集団自衛権により海外派遣も行われるようになっています。将来的に戦闘地域へ派遣されたり、命がけの危険な業務も増えたりするのではとの不安を持ち、より安全な職種に転職したいと考えるようです。

組織の独自性

自衛官は公務員であるものの、一般的な公務員とは異なる特殊な組織となります。

  • 生活上の制限が多い
  • 体力や精神的にきつい
生活上の制限が多い

民間企業においては職務に関する守秘義務はあるものの、日常生活に関する制限はほとんどありません。しかし、自衛官は外出の時間や回数に制限があったり、入隊後の3か月は教育期間として外部から離れた生活や訓練を行ったり、結婚していても入隊から1年間は駐屯地外に住むことが許されなかったりと、様々な制限でがんじがらめになっています。また、休日でも待機せねばならず外出できないこともあるなど、休日といえどもリラックスできず不自由を強いられることも多くあります。生活上の制限の多さに辟易し、嫌になって転職したくなってしまうのです。

体力や精神的にきついこともある

自衛官は災害の際に救助活動に赴くのも業務の一環ですが、凄惨な場面や厳しい状況を目にすることもあり精神的に参ってしまいがちです。荒れた天候の中で土砂や水の中で作業するなど、体力的にも疲弊しやすい仕事環境となります。そのため、体力や精神面で限界を感じ転職を望んでしまうのです。

自衛隊を辞めた後の転職先

自衛隊におすすめの転職先

自衛隊を退職した後におすすめの情報はたくさんありますが、大切なのは今ある知識、技術を次に活かせるか?
また、今後伸びていく業界に巡り会えるかが大切になります。

自衛隊におすすめの転職先 エンジニア職

自衛隊退職後に意外かもしれませんが、エンジニア職になります。コミュニケーション能力や交渉力は、エンジニアにとって非常に重要となります。
仕事をする上で、顧客とのやりとりはもちろん、プロジェクトメンバーとのコミュニケーションをスムーズかつ綿密に行う必要があるからです。

エンジニア未経験の場合は、前職で培ったコミュニケーション能力をアピールできれば、採用に際してプラスに働くでしょう。

自衛隊におすすめの転職先 営業職

自衛隊の厳しい上下関係の中で身に着けたコミュニケーション能力は、営業職にも重要なスキルです。
目上の人に対して、明るく礼儀正しくふるまうことは営業職の基本中の基本です。
ところが、こうした能力は意外と誰にでも簡単に身に着けられるものではありません。

転職をするタイミング

自衛官は退職をする前に転職活動を並行して行って内定をもらっていることがよくあります。
転職先を決めた上で退職手続きをする方が話がスムーズに進みやすいからです。

転職を決意するのは早ければ早い方がよい

自衛官の日常業務の勤務時間は長くなく、休暇の取得もしやすいので積極的に転職を目指して活動をするのが大切です。
また、自衛隊が転職を検討するのはできるだけ早めの方が良いでしょう。
若さを生かして転職活動を行えるため、年齢を重ねてしまってから仕事を探すよりも選択肢が増えるからです。

第二新卒として転職できるかも?

任期制自衛官の場合には入隊できるのは18~27歳までと定められています。

・1任期なら1年9ヶ月か2年9ヶ月なので任期満了時にはまだ20歳~29歳です。
・2任期目以降は2年間の任期なので2任期なら22歳~31歳
・3任期なら24歳~33歳です。

これは第二新卒の年齢に近く、社会経験としても同等に評価してもらうことができます。
厳しい規律の中で社会常識を学び、規律を守る精神を育んできたのは自衛隊で働いてきたメリットです。

民間企業から第二新卒に求められている要件も満たしているので、第二新卒として前向きに転職先を探してみるのが賢明でしょう。

自衛隊の社会と民間企業の社会は違う

自衛官として働いているとかなり狭まった社会の中で過ごすことになり、周囲にいる人たちも世の中について疎いことも珍しくありません。
隊員と同じ隊舎で一日を共にしていることも多く、密な人間関係ができていて自衛隊外の情報があまり入ってこなくなってしまうこともよくあります。
社会状況をよく理解していないと民間企業に転職するのは困難です。

転職支援サービスで知識やスキルを身に着ける

積極的に民間の転職支援サービスを利用して、民間企業へ転職するための知識とスキルを身につけた方が転職活動に有利になるでしょう。
特に第二新卒に向けた転職支援サービスを利用すると、第二新卒に求められているビジネスマナーや電話応対の方法などの基礎を身につけることができます。
自衛隊で働いていると不足してしまいやすい社会人としてのスキルなので、弱点を補うのに適している対策です。

転職後のキャリアを考える必要もある

単に転職をするだけでは、転職成功とは言えません。転職後のキャリアについてもよく考えることが重要で、単に自衛官を辞めたいために転職してしまうと、転職先へすぐ不満を持ってしまい、再度の転職が必要になってしまうでしょう。

これからどのようにしてキャリアを構築していき、充実した生活を送れるようにするのかをよく考える必要があります。この際にも役に立つのが転職支援サービスです。

転職支援サービスのサービス内容

・転職支援サービスはただ就活の支援をするだけでなく、キャリアプランニングに関するサポートが充実。
・自己分析を行うためのノウハウを伝授、プロの視点から適切なアドバイスをしてもらえるのが魅力。
・希望すれば自分なりに納得したキャリアパスを歩んでいけるようにするために適切な講座を受講したり、転職先として適している求人を紹介してもらえる。
・理想的なキャリアパスを歩めるように長期的なフォローを受けることも可能。
・転職先が決まってから職場でトラブルが生じたときにも気軽に相談できます。
・転職先を検討する段階から、入社後のフォロー、そしてその後のキャリア構築まで幅広くサポートを受けられるので安心。

自衛隊から退職して次の道を歩み始めたいと思ったら、まずは相談してみるのが賢明です。

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